1806年（文化3年）創業。昭和20年代には「醴泉」の銘柄の使用をやめ、量産主義の造りをして行くようになります。

しかし昭和50年代後半より、大量生産から、手造り小仕込みという酒造りの原点に回帰。

昭和61年（1986年）に全国新酒鑑評会で、金賞を受賞したことを機に翌年から限定流通の醴泉（れいせん）を再発売。

良い酒ではなく、味で評価される旨い酒を、手造り・小仕込で醸しだす。自社最高の酒は翌年の酒を目標としている。

銘柄の由来は､奈良時代に元正天皇が養老地方を訪れ､滝の水が甘く健康に良いという中国の泉の名前を､当地の水源に「醴泉」と名付けたことからとっています。

醴泉の仕込み水は、菊水泉と言う日本名水百選になっている軟水が使われています。

水の特徴は超軟水で、柔らかく清らかな水です。

“上品で品格ある味わい”を求め、軟水の特徴を活かしきる酒造りを行っています。